助けた人が2年後に!ウソのような本当の話。

介護現場であった、嘘のような本当の話です。夕方の送迎が終わり、駐車場から歩いてると、どこからか

「う。。。うー。。。ぁあぁあ。。」

という声が聞こえてきたんです。最初は何か分からず、気のせい?と、思いながら歩いてるとやっぱりどこかで苦しそうな声が聞こえてくる。

周囲を探してみると、土手の草むらの中に人が倒れていたんです!身分が分かるものは身に付けてなくて、とりあえず救急車を呼んで、あとは救急隊に。

それから丸2年が経った頃、新規利用者さんが、奥さん・娘さんと見学に来られ、うちを気に入ってくれ契約となりました。

そしてご自宅を訪問したとき、奥さんからこんな話が。

「2年くらい前に主人は自転車で出掛けたまま、土手で倒れて救急車で運ばれた事があったんです。誰かが救急車を呼んでくれたらしいけど、誰だかわからずお礼も言えなくて。」

「でも主人が今も元気で生きているのは、救急車を呼んで下さった方がいたからなんです。」

私は「んっ?その光景ってまさかあの時の!?」と思い、詳しく聞いてみると、そうなんです!!あの時倒れていた男性だったんです!

救急車を呼んだのが私だったと分かると、涙を流して手を握って「ありがとう。ありがとう」と、何度も言ってくれた姿が、今でも目に浮かびます。

少し麻痺はありましたが、デイに行くようになって、私が現場を離れる頃には自分で自転車に乗って遊びに来てくれるくらい元気になっていました。

相当頑固なおじいちゃんでしたが、私にはそうでもなかったです(笑)

そのご家族とは、奥さんや娘さんもボランティアでお花を教えに来てくれたりするなど、長い間、ご縁が続いたのでした。