高齢者を癒す動物パワー広がる

一般社団法人ペットフード協会の『2015年全国犬猫飼育実態調査』によると、全国で飼育されている犬猫などのペットは約2000万頭。主な飼い主の年代は50〜60代という中高年が最も多いそうです。ペットは心の癒しそのもの。

愛犬と暮らせる老人ホーム

神奈川県三浦市にある介護付有料老人ホームでは、ペット専用フロアの居室、ドッグラン、トリミングサロン・動物病院との提携など、ペットと暮らす飼い主ための生活環境を整えたホームをオープンさせる予定だそうです。

万が一、自分が要介護状態になった後でも、担当スタッフが愛犬との生活を支えてくれるほか、自分が亡くなった後でも、あらかじめ愛犬の終生飼養費用相当額を算定。生命保険の保険商品を活用することで残すことが可能になっています。また、犬の保護団体を通じて、里親探しやシェルターでの生活を保証するシステムも準備するなど、こちらも万全な配慮がされています。みんなの介護ニュースより

動物と触れ合う施設も

高知県高知市内にあるリハビリ施設「すこやかな杜」には、ミニ牧場があり人気です。馬やヤギ、鳥などとともに、植物園のような美しい庭があり、介護士さんに付き添われてゆっくり散歩している高齢者をよく見かけます。

馬にもこんなに近くで触れ合えるんですよ。

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ヤギも♪

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庭の木もいろいろな形にトリミング。何に見えますか?

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動物型ペットロボも人気

アメリカの大手の玩具メーカー・ハスブロ社のリアルなネコ型ロボットや、日本の最先端技術が活かされたアザラシ型ロボット・パロが有名です。

ネコ型ロボットはまるで本物の猫のような動きと抱き心地。可愛がっている高齢者たちの表情に注目。とっても嬉しそう。

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Newsyより

日本の最先端技術が活かされたアザラシ型ロボットのパロも人気です。これは長さ57cm、重さ約2.7kgで、タテゴトアザラシの仔をモデルにしているそう。

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      人と共生するロボットの産業化を目指して より

パロは約50語の単語や人の名前を覚え、個別の反応をするというから驚きです。声をかけたりなでたりすると鳴き声で答えたり、まぶた、頭、前脚、後脚を動かして反応します。

鳴き声のパターンは20種類だそうですよ。おしゃぶり型のアダプターで充電します。めちゃめちゃかわいいですね! いろんな場所で高齢者の心を癒しているようです。

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人と共生するロボットの産業化を目指して より

動物を可愛がる気持ちは人間の孤独感を癒し、幸福感を高めます。ペットは認知症の予防や軽減にも大いに役立つそうです。高齢者に大切なペットとのふれあい。さらに大きく広がるといいですね。

【外部リンク】
11月中旬にも神奈川県三浦市にオープン!愛犬と一緒に暮らすペット共生型老人ホーム|みんなの介護ニュース
http://www.minnanokaigo.com/news/N25464311/

森の中の病院 すこやかな杜
http://sukoyakanamori.or.jp/wdoc/?q=grp08

人と共生するロボットの産業化を目指して 産業技術総合研究所知能システム研究部門
科学技術振興事業機構さきがけ研究21「相互作用と賢さ」領域 柴田崇徳
http://www.pref.toyama.jp/sections/1015/ecm/back/2004jul/tokushu/index1.html

Hasbro’s Lifelike Cat Isn’t For Kids; It’s For Seniors – Newsy
https://youtu.be/iiUp8SSVbiw