【いいなぁ】古屋のトチの里、現役ばあちゃんたち(京都)

NHKにっぽん紀行「ばあちゃんたちのトチの里~京都 綾部・古屋集落~」を観ました。とてもいいドキュメンタリーでしたよ。

京都府北部の山里にある住民わずか4人の限界集落 古屋。ここに先祖代々大切に守り継いできた樹齢数百年のトチの木があります。このトチの実を拾い、下ごしらえをして、お菓子に加工するおばあちゃんたち。おかき・あられ・大福・トチ餅などの特産品作りから販売までを担っています。

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京都府綾部にある限界集落で、先祖が守り継いだ樹齢数百年の「トチの木」から特産品を作り続ける3人のおばあちゃんがいる。平均年齢89歳。この秋挑んだ新商品作りに密着。自ら販売に出向き売り子もこなす。毎朝バイクで作業所に通勤し夕方4時まで年中休まず働く。この秋向き合った新商品の開発現場に密着。※NHK HPより

 

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昔から古屋地区の人々は祝い事、まつりごとの度にトチ餅などを作っていたそうです。

トチを使ったお菓子は香ばしくてとっても美味しいものですが、拾って来たトチの実はえぐみが強いので、食用にするには「あく抜き技術」が必要なのです。そこは、独自の熟練技「農の匠」の称号をもつお婆ちゃんによって、効率的なアク抜き作業の方法が、継承者に伝承されています。

限界集落の高齢者が生き生き働ける仕組み。

このしくみは全国に先駆けて京都府綾部市が平成18年12月に制定した「地域活性化のための水源の里条例」を活用したものです。

水源の里とは、山あいの豊かな自然や培われてきた伝統文化など、素晴らしい資源を持ちながらも、高齢化や過疎が進み、コミュニティの維持が困難な状況にある集落のこと。

限界集落としてではなく、ふるさとの良さをもう一度みつめ直し、住民たちが誇りを持って取り組める活動を主体的に行い、活性化を図る。活性化の気運は徐々に高まっている。綾部市HPより

条例をヒントに古屋地区のおばあちゃんたちは、幼い頃から慣れ親しんだ集落の樹齢数百年の栃の巨木を中心に「トチの実」を使ったお菓子などの加工品開発に挑戦したのが始まりだそうです。

綾部市は平成25年度には12の集落が水源の里として、それぞれの集落の特徴をいかした取り組みを展開してます。こういった取り組みが日本各地でも広がっていくといいですね。

jourei京都府綾部町HPより

 

ドキュメンタリーの中では、熱中症で倒れかけたことを心配する息子さんに、憮然とした表情で「何ともない」と言うばあちゃんの意地っ張りシーンが印象的でした。現役でいることに対するばあちゃんの心意気を垣間見た気がします。

今度京都方面に行く時には、足を伸ばして古屋のトチのお菓子を買いに行けたらなぁと思います♪いつまでもお元気で。頑張って古屋のおばあちゃんたち。

【外部リンク】

NHK にっぽん紀行「ばあちゃんたちのトチの里~京都 綾部・古屋集落~」

放送日:2016年10月10日(月) 午後10時50分(30分)
http://www.nhk.or.jp/docudocu/program/1934/2110194/index.html?c=archives

京都府綾部市ホームページ
http://www.city.ayabe.lg.jp/