福祉用具専門相談員の想い。

先日紹介させていただいた、「ターミナルケアとしての福祉用具」の投稿者いまはるさんからいただいたメールを少しご紹介させていただきます。

私の職である福祉用具専門相談員は、
「モノ」を単に持って来てくれる「イチ営業」と見られがちで、
日々、福祉用具専門相談員の専門性をどう高めていけるのか?を考えています。
今回の事例は、私に衝撃を与えて頂きました。
例え、杖先ゴム一つ、手すり一本だとしても、
『想い』を乗せる事が出来れば、
利用者様のQOL※が劇的に変わる。
本当に、綺麗事でもなく今言われている、
ICF※の環境因子を向上させますし、
地域包括ケアの大事な一翼を担う!と思っています。
皆様に、福祉用具の『存在価値』を少しでも知って頂けたら幸いです。

ペンネーム:いまはるさん

QOL(クオリティ・オブ・ライフ)

「生活の質」。医療現場で患者の生活機能がどれだけ保たれ、人間らしい生活や自分らしい生活をしているかを評価する概念。

介護応援ネットより

ICF (国際生活機能分類((International Classification of Functioning, Disability and Health;ICF)

人間の生活機能と障害に関して、アルファベットと数字を組み合わせた方式で分類するものであり、人間の生活機能と障害について「心身機能・身体構造」「活動」「参加」の3つの次元及び「環境因子」等の影響を及ぼす因子で構成されている。

厚生労働省ホームページ「「国際生活機能分類-国際障害分類改訂版-」(日本語版)の厚生労働省ホームページ掲載について」より

 

これまた難しいキーワードが出てきました(><)。

局員なりに福祉用具が使われるイメージを元にキーワードを解釈すると

例えば、足を悪くした年配の方が、歩いて転んでさらに足を悪くしてしまうのは嫌だからと動くのをやめベットに寝たきりとなり、ますます体を悪くするという悪循環になりかねない環境があるとします。

でも、福祉用具の1つ手すりを利用することで、家の必要な場所に、その方に合った位置に設置し、歩くのを補助する。また、出歩く時には杖を使ったりすることで、動きやすさを補助する。福祉用具を上手に利用することで、生活の向上(QOL)が高まり、環境因子を改善できる。

というところでしょうか。(間違って解釈していましたらご指摘くださいね。)

 

今回紹介していただいた事例「ターミナルケアとしての福祉用具」では、ご本人らしく人生の最期を生きる生活の質を高めるだけでなく、ご本人と家族の暮らしを高めるきっかけとしても福祉用具が果たした役割は大きかったのですね。

いまはるさんのご経験、福祉用具に対する「存在価値」や想いが広く伝わりますように。投稿、あらためてありがとうございました。

皆様からの投稿もお待ちしております(^▽^)
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