ターミナルケアとしての福祉用具

今回は、「高齢者専門住環境コーディネータ」の方から投稿をいただきました。どうぞご覧ください。

『福祉用具に想いを込めて』

これが私の使命だと思わせてくれた末期癌の方とのお話です。

 

まだ、40代半ばの男性で、奥様と可愛い小学生の娘様二人の四人家族。

私は、あの当時、あるケアマネジャーさんと、訪問看護師さんとで、様々なターミナル※の利用者様を看させて頂いた。

ある時、いつものようにターミナルの方の依頼を頂き、車いすを納品した。

優しい奥様と可愛い娘様達がキャッキャと遊んでいる。

ターミナルの方に福祉用具を提供し、引き上げる時は、

「亡くなったとき」。

納品から数週間後に、ケアマネジャーさんから連絡があった。

そう…亡くなったんだ。

ご自宅に伺うと、奥様から、

「この車いすで、最後の旅行で東京ディズニーランドに行きました。」

「この車いすがあったから…家族で行けました。本当にありがとうございました。」

初めて、私は「鳥肌」を感じた瞬間でした。

同じ『モノ』でも、どう選定するか、どう添うのか、どんな想いを、この福祉用具に乗せられるのか。

そんな、想いを私に下さった、大事な経験です。

ペンネーム:いまはる

ターミナル

ターミナルとは終末期の事です。余命わずかになってしまった人へ行うケアを、ターミナルケア(終末期医療、終末期看護)と言います。
延命を行わず、身体的にも精神的にも苦痛を伴わないように看護や介護をし、ご本人らしく人生の最期を生きる為に行われるものです。

認知症ネットより。

余命わずかになった人へのケアがあるというのは耳にしたことがあったのですが、いまはるさんの投稿をきっかけに「ターミナル」や「ターミナルケア」という言葉や取り組みを恥ずかしながら初めて知りました。

単語について質問させていただくと、丁寧に答えていただいただけでなく想いも教えてくださいました。ぜひ読者の皆さんにも知っていただきたいなと思いましたので、またあらためて別記事で紹介させていただいますね。

いまはるさん、投稿ありがとうございました!

皆様からの投稿もお待ちしております
【投稿ページ】http://kochiyuka.com/?page_id=90