〜させようではなく「北風と太陽作戦」。90歳祖母のリハビリ

とっても前向きになると感じた介護体験の記事がありました。在宅介護に通所介護、福祉用具など必要な情報が満載! 地域ケア情報の総合検索サービス「たすケア」に投稿された記事をご紹介します。

「~させよう」では上手くいかなかった、90歳の祖母のリハビリ

投稿者の日野さんは、90歳のおばあちゃんの介護をお母様と一緒にされているそうです。

祖母は86歳ごろから、ほぼ寝たきりになりました。
家の中を歩いていた時に転んでしまい、大たい骨を骨折してしまったのがきっかけです。

骨折が治ってからリハビリをする期間があり病院にも通っていたのですが、また転んでしまうのを怖がった祖母は、リハビリを拒否してしまいました。
家の中を歩くことすら避けるようになり、トイレへ行く時と食事のために台所へ行く時以外はベッドで寝て過ごすようになり、そのうちに、体を起こすことも大変になってきてしまったのです。

そんな生活を数年間送っていたのですが、あるとき主治医から訪問リハビリを受けさせるように言われました。
祖母はまだまだ体は元気だから、運動をさせた方がいい。
もしこのまま全く起き上がれないようになってしまえば、いずれご飯も食べられなくなり、流動食になってしまう、ということでした。

それはいけないと、私と母はさっそく訪問リハビリを受けられるように手はずを整えました。
それが、祖母が89歳の時の話です。

記事では、「訪問リハビリを開始するまでにした手続きとその流れ」や「リハビリを嫌がる祖母と、リハビリをさせたい私と母」など、その時々の様子をわかりやすく紹介してくれています。

リハビリを始めたおばあちゃんなのですが…

週に1度、作業療法士さんの訪問リハビリはニコニコで受けているおばあちゃん。でも、問題は残りの6日間で、は日野さんとお母さんが担当するけれど、嫌がってリハビリに応じないそう。

私と母は「リハビリしないと歩けなくなるよ」「寝たきりになってしまうよ」と、何とか祖母にリハビリをしてもらえるように言うのですが、どうしても嫌なようでした。

不機嫌になり、怒りだし、お風呂に入らないと言い出したりして大変です。
なんとか無理にやってもらっても、ついつい母と祖母が言い合いになってしまったりする日も多かったです。

「したくなるようにできないかな。」という気持ちの転換

日野さんの行動が素晴らしく前向きだ!思わずそれいただきだ!!と感じたのはココからです。

「無理にリハビリをさせようと思ってもしてくれないなら、リハビリをしたくなるように出来ないかな?」と考えたんです。
題して「北風と太陽作戦」です。

できたことに気づいて声をかける。

…祖母が体を起こした時に、こう言いました。
「あれ、おばちゃん、今日は元気そうやね。毎日リハビリ頑張ってるもんね」

すると祖母は、「やっぱり、効いてるんかな? 起き上がりやすい気がするわ」と言って笑ってくれたんです。

その日はリハビリをしてもらう時にも、前向きな言葉だけをかけるようにしてみました。
「よく頑張ってるね、しっかり立ててるよ」「リハビリ頑張ったら、もっと歩けるようになるからね」

リハビリが終わったら祖母の大好きなコーヒーを出して、「お疲れさまでした」と声をかけます。
すると祖母は、笑顔でコーヒーを飲んで上機嫌でした。

「~させよう」と躍起になるよりも、祖母が出来たことに私たちが気付いてしっかり声をかけてあげたことで、自分の頑張りが認められたと感じたのかもしれません。

日野さんの気持ちの転換が、リハビリを続けようという気持ちへと繋がり、現在もリハビリを頑張ってらっしゃるそうです。記事にはまだだ続きがありますが、この話を読んだ時、紹介してもらえてよかったなぁ、自分自身がそうなってないかな、と振り返ることができました。

抜粋での紹介となりましたので、詳しくはリンク先をどうぞご覧ください。

【外部リンク】「~させよう」では上手くいかなかった、90歳の祖母のリハビリ